南九州周遊紀行 (part8)



 この日よけのブラインドも、九州新幹線つばめと同じつくりとなっておりました。
 なかなか良いものです。普通の人なら、驚くこと間違いないです。

 12時39分、定刻に発車となりました。
この日は、赤いビールと白いビールを販売  この「はやとの風」には、客室乗務員が二人乗っており、一人が改札担当、もう一人がワゴンサービス担当と言う形になっておりました。 

 わたくしは、改札担当の客室乗務員から、吉松〜人吉間の往復乗車券を買い、ワゴンサービスの客室乗務員からは、地ビールを購入しました。
この瓶にある「はやとの風」のシールは、車内限定らしいです。
 そして、さつま揚げや弁当を並べ、3人で酒盛りを開始…。
 わたくし、朝からずっとお酒を飲んだのは、生まれて初めての経験でした。
 この時間になると、天気が快晴になり、景色も綺麗に見えるようになりました。
名古屋人にとっては、桜島は九州の果ての象徴…  早速、桜島が目の前に綺麗な姿で現れました。

 3人で、桜島を撮りまくりました。 ホント、綺麗でした。
 海もご覧のとおり、綺麗でした。 対岸は、大隈半島が見えておりました。
 13時13分、隼人(はやと)駅に着きました。
ここから、肥薩線へ…と入っていきます。

 自由席は、半分くらいの乗車率となりました。 また驚いたことに、女子高生が数人乗っていたのには、驚きました。
 肥薩線内に入ると、速度が落ちました。

13時35分、嘉例川(かれいがわ)駅に到着しました。
 肥薩線は、ホント古い駅舎がたくさんあります。ここの駅舎も明治時代から使われているそうです。
 フリースペース内でトンネルに入ると、こんな感じになります。
 なかなか良いですよね。
 13時42分、霧島温泉駅に到着しました。

 ここで、5分くらい停車すると言うことで、早速記念撮影タイム…になり、乗客たちは、客室乗務員の人にカメラを渡し、撮りまくりをしておりました。
 この「はやとの風」は、全車禁煙ですので、こういうときに、喫煙タイムが出来るので、良い気分転換にもなります。
 はやとの風の歓迎の幕がありました。
 肥薩線に特急が来る…というのは、地元の人たちにとっては、大歓迎なのでしょうね。 
 13時55分、大隅横川駅に着きました。
 ここで、女子高生も降りていきました。 しかし、この列車で通学なんて良いですよね。
 300円プラスするだけで、こんな列車に乗れるわけですから…

 でも、この列車の時刻が便利な時間だから…という理由もあるかもしれないですが…
戦争の痛々しいもの、戦争反対!  ふと、柱を見ると、機銃掃射の跡というのを見かけました。
ここに銃弾が当たったのでしょうね。
 14時13分、終点の吉松駅に到着しました。
 約1時間半ほどの旅でした。
 吉松駅には、駅弁も売られていたんですね。
 売店を見て、吉松駅の駅弁を知りました。
 これが吉松駅の駅舎です。
 駅舎からすぐのところにSLが動態保存されておりました。
 C55型SLです。 
 肥薩線を走っていた蒸気機関車なのでしょう。




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